ゆめのみの日々

ゆめのみでは、「ゆめのみ公園フェスタ」というイベントを
千里ニュータウンの公園で実施したことがあります。
緑豊かな吹田の公園を、「誰かのもの」ではなく「自分達の宝物」として
大人も子どももみんなで思いっきり楽しんで使いこなそう！というイベントです。

そこではお茶席体験や、公園にあるもので工作、
来た人みんなでひとつのお話をつくる紙芝居作り・・
などなど楽しいコーナーをたくさん作りました。
（そのことはまた各々紹介していきますね）

ですが、こういう大規模なイベントをするときには
地元の方に迷惑がかかることがないように・・
と少々事前に考えねばなりません。

迷惑がかかることを避けると同時に、何か私達でお役にたつことが
できないか？と考え、地元の自治会の方に
公園に関する一番の困りごとは何ですか？と訊ねました。
すると「路駐が多い」事がお困りだと。

さあ、どうしよう？
よくあるお決まりの赤いコーンを並べるのはつまらないし、
見た目にいかにも「人工物」というのは抵抗があり、
また効果が期待できるのか疑問もあり・・・

子ども達に意見を聞くと
「車を停めそうになったら、子どもが飛び出して驚かす」
「イガイガのものを道にまいて車が止まらないようにする」
などなど、実現はできなさそうでも笑える案が次々と・・

結局、より効果的なしかけとして
「子どもの言葉と絵で訴えるメッセージポスター」を
街路樹に渡したロープにつける事にしました。

「駐車場は先の角を左に曲がったらありますよ」
「車をとめたら危ないことが起こります」
などという、話しかけ口調のポスターや
墨で書いた「駐車禁止」という習字のポスターなど・・
個性豊かな作品展示会場のよう？？

さらに道行く人の目も楽しませるためには？？
共働きで、とにかく子どもとの時間がなかなか持てない私達が
準備する時間さえも楽しめるものは？？
・・と皆で考えて。

できたのがこれです。
「ゆめのみ版・路上駐車禁止ロープ」

えのころ草の花束や、ちょうど色づいた落ち葉を
花束みたいに束ねて子どもと一緒に作り、ロープを飾りました。

取り付けも子ども達が手伝い、
この効果か、イベント当日の路上駐車は一台もありませんでした　
子どもたちと花束を作る時間も楽しかったし、
路駐防止のアイデアを一緒に考える時間も楽しかったのでした！